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第6回フレコミ漫画大賞結果発表!
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たくさんのご応募ありがとうございました!選ばれた作品は、コレだ!!
第6回「フレコミ漫画大賞」結果
大賞
該当作なし
今回は、残念ながら大賞に至る作品はございませんでした。
次回以降も、情熱のこもった作品をお待ちしております!
優秀賞
魔界の花嫁

魔界の花嫁
『魔界の花嫁』
  
Mr眼鏡&みりんぼし
講評
様々なキャラクターの描きわけや、見せ場の演出など、作画技術に関しては申し分ない。
ただ、漫画としての「オンリーワン」が無い。「ファンタジーRPG世界のオマージュ」という世界観に頼ってしまったことで、その世界観を知っていて、かつ「パロディ」を受け入れてくれる読者にしか「わからない」作品になっているのは残念。
読者にわかりやすいテーマやジャンルに取り組もうとする姿勢は感じたので、今後は、自分の対象読者をより明確にイメージし、かつ間口をひろげて読者の興味を引きやすいテーマや表現のリサーチに取り組んでほしい。
佳作
                   
セカンドライフ
『セカンドライフ』
  
沢田麻間
講評
男女様々なキャラクターの表情や、ダークな世界観、また、作画技術は、今回の投稿者の中でも抜きん出たものがある。
しかし、ストーリー構成がわかりづらく、キャラクターの視点が定まらないため、主人公の立場や心情などが、読者に理解できずに完結してしまう点が惜しい。
おそらく、自分の中では、キャラクターや世界観の構築を深く行っていると思うので、今後は、自分の考えたキャラクター同士が接したときに生まれる「ドラマ」や「テーマ」を見せ場に据えてほしい。
「読者層を意識した演出」を心がければ、もっとストーリーの構成力がアップしていくだろう。
                    
コエトリコ
『コエトリコ』
  
夏樹むっく
講評
主人公が恋愛対象にときめくシーンや、男性キャラを強調した見せ場など、物語の中心に据えた場面は、非常に読者の印象に残る。
残念なのはストーリーの途中で「伏線」なのか「意図しないネタばれ」なのか、よくわからない演出が多々あったこと。特に、中盤と後半で「恋愛対象の彼のヒミツ」を似たような演出で繰り返しているのは、もったいない。
反面、主人公が既に恋愛対象として彼を意識した後半は、もっと「やりすぎ」なくらいの演出をしてもいい。
特に、男性キャラの演出は長所になり得るので、もうひと頑張りだ。
特別審査員賞
病蟲
『病蟲』
  
星影亭
キャラクターの見た目や行動が特徴的で、他の作品に無い個性が垣間見えました。ストーリーにおいては、「天使」という単語にとらわれない、意外性もありました。
ただし、お話のまとめ方やキャラクターの個性をさらに引き立たせるという意味では、まだ完成度が低いと感じています。
執筆の回数を重ねて、独自のスタイルを築いてほしいと思います。
○最終選考該当作品(作者名五十音順)
クロのおんがえし
『クロのおんがえし』
  
青い人
講評
主人公から見た、猫と妹の比較が上手く描けていて、おもしろかった。
もっと「記号的」で構わないので、読者にわかりやすい「キャラクターの見た目」や「しぐさ」などの表現にこだわってほしい。そうすれば、もう一歩抜きん出ることができる。
読者層を絞り込んでいる努力はわかるので、今後に期待している。
                   
SAKURA DROP
『SAKURA DROP』
  
赤津佳吾
講評
仕上げなどの作画能力、キャラクターの心情表現、見せ場を中心とした構成力など、一定以上の力はある。また、野球というジャンルを選ぶことで、確実に捉える読者層の意識もある。
弱点はキャラクターの描きわけや、人物の動きなど。これはもう、筆を動かして克服していくしかない。
また、同じ方向性でのキャラクターデザインが多いと、読者にあきられる恐れもあるので、デッサンなどはもちろんのこと、キャラクターデザインの方向も、今とは違ったものにチャレンジし、バリエーションを増やしてほしい。
                    
その笑顔の咲くところ
『その笑顔の咲くところ』
  
北川らら
講評
自分の得意分野を理解しており、読者層を意識した作品作りができている。
その中でも、男女の誤解と恋愛といったテーマは描けているが、「じつは優しい幼なじみ」という展開は予想ができてしまい、意外性が無い。
設定やシチュエーションに、他の作品には無いギミックを用意するなど、もうひと工夫ほしいところだ。また、キャラ以外の「背景や小物」の表現も、要練習で、がんばってほしい。
みずいろのハネ
『みずいろのハネ』
  
キミドりん
講評
ジャンルが恋愛、テーマは「コンプレックスの解決」と、どの読者層にも受け入れられやすいシンプルな構成は魅力。
だが、漫画的な「転」が無いのは残念。ヒロインにも、もう少し「意外性」がほしかった。また、「オタクが何かを克服する漫画」は、今の世に溢れているので、このままだと他の作品に埋もれてしまう。
ドラマの見せ方と読者層の絞り込みは上手くいっているので、今後は「アイデア出し」の部分をより研いてほしい。
ぼくの秘密結社
『ぼくの秘密結社』
  
さとうたかのり
講評
基本的な作画力、キャラクターの親しみやすさは、十分な長所になっている。
今回のように、ギャグっぽい展開でもいいので、今後はもっと舞台や世界観を練りこんだ作品も読んでみたい。ギャグ漫画だけでなく、ドラマ性のあるコメディ作品も描けるようになるはずだ。
2人目の死神
『2人目の死神』
  
せの
講評
仕上げなど、作画能力は高い。が、ストーリーに特別際立っている部分は無く、重要なテーマも感じられなかった。主役がサブキャラに振り回されて終わる……といった印象しか残らないのは、非常に残念だ。
今後は、「読者層を絞り込み、作品で何を訴えたいか」を、今まで以上に練りこんで「読者が反応する漫画作り」を目指してほしい。
トラブル☆シューティング
『トラブル☆シューティング』
  
nemo2
講評
キャラクターの描きわけ、流行のキャラクターパターンなど、読者が「目に留めやすい部分」を構築する力は、応募作品の中でも特に高い。
作品の「勧善懲悪路線」は変えなくても構わないが、今のままではまだ単調。世界観や漫画のギミックになる部分に、他の作品には無い意外性や、読者が興味を示す部分がほしい。
基礎的な部分はクリアしているので、今後に期待している。
THE TRIGGER
『THE TRIGGER』
  
牧野敬之
講評
見せ場から、西部劇のような「動」と「静」の演出を際立たせたい意図は伝わった。キャラクターが活き活きと動いている部分はあるが、まだところどころに作画の硬さが目立つ。
基本に忠実に作品を仕上げる力はあるので、筆の修練はもちろんのこと、今後は、読者が興味を引きやすいジャンルやテーマを分析し、他のアクション漫画には無い「独自性」を見出していってほしい。
イルカの子供
『イルカの子供』
  
南千潮
講評
家族関係など、重いテーマのドラマの見せ方や、キャラクターの表情などに光るものを感じる。
今後も、読者に直接訴えかけるような重いテーマを描いていきたいのであれば、読者が予想だにしないような場面や、その中での人間心理などを描くように意識しよう。そうすれば、他の青年漫画との差別化が図れるようになる。
そのため、シチュエーションの構成を、ひたすら修練してほしい。背景の仕上げなども、もう少し頑張ってほしいが、こちらは積み重ねで解決するだろう。
編集部総括

約半年という長期間での作品募集となった今回の「フレコミ漫画大賞」。
その間に、「ブラッド」、「フレア」、「ネクスト」と、3つの媒体に分かれた弊社の読者層を意識した、
様々なジャンルでの作品応募が増えたことは、編集部としてもうれしい限りだ。

今回の作品傾向は、大きく3つに分かれた。
「作画技術の高い作品」、「ストーリー構成力のある作品」、そして「独自性の高い作品」だ。
優秀賞に選ばれた「魔界の花嫁」は、その中でも特に、「作画技術」と「短ページでもお話をまとめる構成力」に優れており、
他の作品よりも一歩リードしていた印象だった。

だが、たくさんの漫画が世にあふれる中で、最終的に読者が末永く手にとって読んでくれる作品には、
必ず「独自性」が備わっている。
それは、読者が好きな「ジャンル」であるかもしれないし、読者が現実世界でも意識している「テーマ」かもしれない。
趣味やスポーツ、雑学など……
多くの読者が興味をもってくれるような「独自性」を引き出すキーワードは、まだまだたくさんあるはずだ。
自分の視点だけにとどまらず、自分の知らない分野の知識や、
「世の中の人が、今、何を意識しているのか?」などにも目を向けて、それを作品の中に活かせるように取り組んでほしい。
それがきっと、自分の作品の中だけにある「オンリーワン」に繋がるはずだ!

今回の次点者・受賞者も、現在の自分の才能に甘んじず、様々なテーマやジャンルの作品創りに、今後も注力してほしい!

受賞者のみなさん おめでとうございます!!
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