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「ことこと。~子と孤島~」の特集
「ことこと。~子と孤島~」ファンページ

いつも「ことこと。~子と孤島~」をご愛読いただき、ありがとうございます!


先月発売の単行本第4巻で、惜しまれつつも最終巻となった「ことこと。~子と孤島~」。
そして、2カ月ごとの更新を行っていた本コーナーも、今回で最終回となります。


カメラマン・伊藤さんのご協力のもと、竹林先生といっしょに取材を行った、
小笠原諸島 父島での最終日……まるで作品の成功を約束するかのような奇跡が起きました。
最後まで、たっぷりと美しい風景をご覧ください!

※クリックすると写真を大きな画面で見ることが出来ます。



海岸線めぐりを終えた竹林先生と私は、伊藤さんにお願いして、
「ウェザーステーション展望台」へと案内してもらいました。

父島の北側、船見山に位置するこの展望台は、
もともと気象観測施設だった場所ですが、数年前に撤去され、
現在は、晴れた日には夕日がよく見える名所となっています。

明日、小笠原諸島を離れる竹林先生と私は、
どうしても、小笠原ですごす最後の午後に、その夕日を見てみたかったのです。

ウェザーステーションから夕日を臨む1 ウェザーステーションから夕日を臨む2

日常の生活の中では見る機会がないであろう、地平線へ沈む夕日。
この日は雲が多かったものの、その真っ赤に燃える雄大な姿を
見届けることができました!
伊藤さん
「天気にも恵まれて、よい取材になって本当によかったです」
――と、伊藤さんと会話している中、後ろにいた観光客の皆さんから、
声があがりました。

振り返ると、そこには――

雲の手前に、はっきりとわかる、きれいな虹が!
たとえは安っぽいかもしれないですが、
まるで漫画の中の光景……のように、絶好のタイミングでの虹の架け橋に、
竹林先生も私も、喜びを隠せません。

……そして、次の日には、
もうこの島を離れなくてはならない事実が、残念でなりませんでした。

「帰りたくないね」「必ずもう1度来よう!」と、
何度も竹林先生と言葉をかわしました。

その翌日、いよいよ取材最終日です。
小笠原諸島に来たときと同じ「おがさわら丸」に乗って本島に戻るのですが、
出港までの時間に、まだ行っていない施設をまわることにしました。

竹林
「後悔が無いように、生のウミガメが見たい!」

という竹林先生の言葉から、
伊藤さんから「ウミガメが近くで見られる」とお話を聞いていた海洋施設
「小笠原海洋センター」に足を運びました。

ウミガメさん、でかいよ 何見てんだよ byウミガメさん

施設内の水槽の中、目の前に大きなウミガメが!

テレビではよく見たことがありましたが、
人の身体ほどもあるその大きさで、
エサをねだりに水槽の外に頭を出す姿は、
ちょっと怖かったです……。

クジラの頭
館内にはクジラの骨なども展示されており、
小笠原諸島を自力で歩くだけでは、
なかなかお目にかかれないような
海に関する資料が満載で、
出発までのひとときを楽しむことができました。
クジラの骨


パパブッシュが訪れた際の記念碑_平和の鐘 本島へ帰る「おがさわら丸」に乗りこむため、港へ向かう道。
そこには「平和の鐘」と呼ばれるモニュメントがあります。

大戦時、激しい戦火に見舞われた小笠原諸島ですが、
戦争終結から63年が経過した今、
このモニュメントとたくさんの自然に囲まれた小笠原諸島は、
争いからは無縁の島となり、まさに自然な姿で存在しています。

そして今年は、小笠原諸島が日本へと返還されてちょうど40周年となります。
「ことこと。~子と孤島~」の舞台である「琴古島」と同じく、
これからも「平和とふれあいの島」であり続けてくれることを、願うばかりです。

「おがさわら丸」に乗りこんだ竹林先生と私。
名残惜しいですが、小笠原諸島 父島とお別れです。

さよなら小笠原 港には、本島へと戻る「おがさわら丸」を見送るため、
たくさんの島の人々が港を訪れていました。
伊藤さん、そして、父島の皆さんに対する、感謝の気持ちがあふれる瞬間です。

そして出港する「おがさわら丸」。

……その後ろには――!!

見送りの船_またこいよの一言に敬礼

島の人々の小型船が、「おがさわら丸」と並走して見送りを!!

最後まで見送りを果たすその姿、なんという優しい人々なのでしょうか。
小型船から、次々と海に飛び込んで「見送りダイブ」を行う人々を見て、
私も思わず涙が――。

ありがとう小笠原
一生忘れません


小笠原の港が小さくなり、「おがさわら丸」は、
ついに小笠原諸島を離れました。

楽しかった小笠原諸島 父島での日々……
島で体験したその風景と、船の上から見たその光景を、
私たちは、一生忘れることは無いでしょう。


そして現在。小笠原諸島 父島での体験は、
「ことこと。~子と孤島~」の背景や舞台、設定だけでなく、
「ふれあい」というメインテーマに影響を与えてくれました。

青子先生やカズキたちとともに、
連載を続けてきた竹林先生や、私こと担当Fも、
「絆」の力で、大きく成長することができました。

ここまで応援してくれた読者の皆さま、
そして、取材に協力していただいた伊藤さんと、
小笠原諸島の皆さま、本当にありがとうございました。

連載は終わってしまいましたが、
ことこと。~子と孤島~」を応援してくれる人がいる限り、
「ふれあいの心」は大きく広がっていきます。

今後も「ことこと。~子と孤島~」と、
竹林先生の応援を、よろしくお願い致します!
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